新電力への不安を増大させる
さて、最近巷で話題のネタの1つです。
新電力企業である日本ロジテックが撤退&詐欺疑惑。
ただでさえわかりにくい新電力業界に更なる不安をもたらしたのは言うまでもありません。
しかし、一般の方々には何が起こっているのかわかりにくのもまた事実です。
今回は、新電力企業の1社として、なるべく簡単に客観的な意見を述べたいと思います。
要は不払い
そもそもの話にはなりますが。
新電力会社はどこから電気を仕入れてもOKです。
自社で発電所を持ってもOK、他社から買い付けてもOK
日本ロジテックは全国のあらゆる発電所から買い付けていたそうです。
そして、その買い付けた電気代を支払っていなかった。
電気を売ってもらったらそのお金を支払う。
この当たり前のことができていなくて問題となっているのです。
意図的かミスか
客観的に言えば、電気代をお客様に供給する際の金額と電気を買い付ける金額をしっかりと把握していればお金がマイナスになることはありません。
しかし、報道によれば、ありえないような金額(発電者が得をしすぎする)で買い付けを行なっていたそうです。
発電者はどこに電気を売っても良いので、当然高値で買ってくれる業者に売るでしょう。
それが日本ロジテックだったわけです。
問題なのは、電気代を支払うつもりがあったのかどうか?
それとも最初から詐欺をするつもりだったのか・・・
これは今後の捜査・報道に注目ですね
最後に
結局のところ、しっかりとお客様に還元して自社も適正な利益を出そうと思えば、無茶はできないのがインフラの世界です。
今回の事件により業界全体に逆風が吹いているのは否めませんが、真摯にビジネスを行っていきたいと思います。