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何か1つでもヒントをお持ち帰りいただけるのであれば幸いです。
さて、皆様はシュタットベルケという言葉をご存知でしょうか?
シュタットベルケとは簡単に言うと、ドイツのインフラサービスを提供している公共性の高い事業体のことです。
語弊を恐れずに言えば、弊社も地域に根ざしたインフラサービスという点ではシュタットベルケ予備軍と言えるかもしれません。
ドイツでは、1998年に全面自由化がなされ、その際に100社以上の新電力会社が設立されたと言われています。
しかし、実際は従来通り大手電力会社が圧倒的な強さを見せたのでした。ですがいま、ドイツでは2割のシェアをシュタットベルケが獲得しているのです。
シュタットベルケの可能性
どうして新電力会社が生き残ることができたのか?これは間違いなく日本にも生きる事例でしょう。シュタットベルケとして生き残るには、
・お客様への価格での還元
・地元密着による地域活性化
この2点が必ず求められるといって過言ではないでしょう。
そして、電力の地産地消で地元の税収を増やし、地元の雇用を活性化させることで、地域の皆様のご支持を得ていくのです。
今後、日本でも2016年に電力は全面自由化となります。
その際に求められることは、
・インフラ事業参入のための規制緩和
・自治体のご協力
が必須となってまいります。
自由化になるということは競争環境が創出されるため、お客様のとってメリットが発生すると考えて間違いありません。
そのような環境の中で、ドイツのシュタットベルケの事例を参考にすると、弊社が生き残っていくには地域のお客様から愛される以外に方法はないでしょう。
現状、弊社はお客様に対して「電力」という見えないものでしかご協力することができません。
しかし、今後は雇用の創出や地域サービスの付加などを行い、より地域密着を進めていきたいと考えております。